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東北リポート「復興支援と在宅被災、レジュメから」
 
 FreeWay☆trash☆18sep15

東北リポート
「復興支援と在宅被災、レジュメから」

 きょう開催される仙台弁護士会主催のシンポジウム、主催者の求めに応じて提出したレジュメです。簡単なメモにすぎませんが(写真を除いて)紹介します。

イージーライダー

    ▽    ▽    ▽

「復興支援と在宅被災」(主要な論点)
2015年9月18日(あきら梨木)

1)移動支援とはなにか
2)被災地での支援活動
 ○移動支援「イージーライダー」
 ○うたっこライブ「みんなで歌おう」
3)在宅被災が問うもの
4)東北の復興に向けて

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1)移動支援とはなにか
 主として身体障害者などを、リフト付き車両などで送迎する市民活動が、1970年代から都市部を中心に広がった。移送サービス、移動サービスと呼ばれ、その対象に高齢者なども含まれるようになる。
 やがて介護保険制度の導入を契機に、市民による送迎活動の法制化が図られる。2006年に道路運送法が改正され、福祉有償運送というジャンルが確立する。法律では緊急時・災害時を例外としている。

2)被災地での支援活動
 2011年3月16日に仙台市へ。市の保健部門スタッフと共同して、被害の大きい荒浜地区を中心に、主として高齢・障害の避難者の、病院通院や住み替えなどサポート。5〜6週間の活動を実施する。
 つづいて石巻市が桃生町に計画した、福祉避難所の開設・運営に参加する。5ヶ月間にわたって寝食を共にしながら、どんな移動支援が必要とされるかを知り、うた声サロンをスタートすることができた。

○移動支援「イージーライダー」
 2011年3月16日にリフト付き車両で仙台市に入る。被災され日常生活の移動・交通に不便を感じる、避難所、仮設・借り上げ住宅、在宅住民のなかでも、とりわけ高齢者・障害者などの買いものや通院を支援してきた。概算で利用者は1,200名ほど、走行回数は20,000トリップを超えている。





○うたっこライブ「みんなで歌おう」
 2011年4月下旬から、石巻市の福祉避難所開設に参加する。移動支援の傍ら避難所住民の希望に応えて、ウィークリーの歌声サロンを開催した。同年9月に避難所が閉じてからは、懐かしい歌謡曲や童謡をみんなで歌おうと、被災地域を巡って800ステージ以上、16,000人ほどに提供してきた。





3)在宅被災が問うもの
 石巻エリアでは2011年10月を目処に、福祉避難所を含む避難施設が整理・解消される。多数の住民が応急仮設住宅に入居する。一方では半壊などの自宅を改修して、住みつづける住民も少なくない。
 今回テーマの在宅被災者を指すものである。なかでも沿岸の島や浜で暮らす高齢世帯は、コミュニティを失い孤立を深めている。買い物や通院といった日常生活の維持に、継続的な支援を必要としている。

4)東北の復興に向けて

○移動支援「イージーライダー」
 被災地にあって、とりわけ高齢・障害により、日常生活に不便を感じている被災者は少なくない。病院への通院、買いもの、友人を訪問するなど、社会的な行動へのサポートが必要とされる。震災直後に東京から持ち込んだ電動リフト付き車両をフル稼働し、4年間にわたって1,200名に及ぶ利用者に対し、20,000トリップを超えるサービスを提供している。
 ニーズが一向に衰えないこともあり、むしろ地域おこしの手段として追求したい。これまでにも周囲で移動に困っている住民に、イージーライダーの活動を紹介するなど、つなぎ役を果たすキーパーソンが存在する。また自発的に隣人を自家用車で送迎するなど、事実上イージーライダーと同様の活動もみられ、さらに連携・共同をすすめる余地が感じられる。

○うたっこライブ「みんなで歌おう」
 福祉避難所ではじまった歌声サロンから、被災地をめぐる『うたっこライブ』がはじまった。ギターの伴奏により懐かしい歌謡曲や童謡を歌う。地域の集会所や仮設を巡演して好評を得ている。すでに800ステージあまり、概算で16,000人ほどの参加者がある。定期的に集まり大声で歌うという単純な催しながら、住民の交流と親睦に大きく貢献している。
 うたっこライブを地域で開催する上では、コーディネートする世話役が必要とされる。そうした世話役が存在し活躍する地域では、安心してライブをスケジュールできるばかりでなく、住民による小旅行やお祭りが提案されることもある。ちょっとした協力をさせていただくことで、被災者の心の癒しともなり、コミュニティの結束にもつながると考えられる。

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災害復興関連シンポジウム「在宅被災者の現状」
〜今後、
弁護士、弁護士会はどんな活動をするべきか
http://senben.org/wp-content/uploads/2015/09/zaitakuhisaihsya_20150918.pdf

 在宅被災者についてご存知でしょうか。多くの自治体は、在宅被災者の実態を把握できないことや、その支援のマン・パワーがないことを理由に、積極的な対応をできていない状況です。在宅被災者の現状に詳しい講師陣が、問題解決のために弁護士、弁護士会が果たすべき役割について語ります。

と き 2015年9月18日(金)
    (18時15分〜20時45分)

ところ 仙台弁護士会館4階
    (仙台市青葉区一番町2−9−18)
http://senben.org/location

講 師 岡田 広行氏(東洋経済新報社記者)
    田代 侃氏(東北工業大学名誉教授)
    伊藤 健哉氏
    (一般社団法人チーム王冠代表)
    梨木 あきら氏
    (移動支援イージーライダー)
    新里 宏二氏(弁護士)

主 催 仙台弁護士会(事前申込不要)
http://senben.org/archives/5919
http://senben.org/

お問い合せ:TEL 022−223−1001
(仙台弁護士会)
http://senben.org/wp-content/uploads/2015/09/zaitakuhisaihsya_20150918.pdf

    ▽    ▽    ▽

在宅被災者の現状

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「東北ボランティアを応援しよう」
○銀行口座:七十七(しちじゅうしち)銀行
新中里支店5530512移動支援フォーラム

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author:イージーライダー, category:移動支援フォーラム, 11:44
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